地域紹介
ひめさゆり(南郷)
 別名『オトメユリ』とも呼ばれ、福島・新潟・宮城・山形県の深山に自生している日本固有のユリ科の植物です。種から繁殖し、秋に種が落ち土中に入ります。翌年、根が伸びて小さな球根をつけます。3年目の春、一片の葉が地上に現れます。4年目に一枚の葉が大きくなり、5年目に茎が伸びて葉が2,3枚つき、6年目に依その葉が5〜6枚になり待望の花が一輪咲きます。
 南郷には高清水公園のひめさゆり群生地一帯の山林に自生しているほか、6月上旬に開花する南郷スキー場にある上ノ山群生地、量産に成功した月田農園があります。農園からは昭和56年に、英国王室へも献上されています。ひめさゆりは販売もされていますが、他地域の気候・土壌ではなかなか育ちにくいため何年も楽しむというのは非常に難しい花です。
 
舘岩の由来となった岩(旧舘岩村)
R352号沿森戸地区立岩

高さ15大、周18大、いつの時代か定かではないが、一夜にしてこの地に現れたといわれている。
その姿から、昔から「立岩」と呼ばれ寛文6年に編さんされた「会津風土記」にも立岩24ヶ村と記されており、そしてこの立岩が舘岩村の由来となった。また伝説では、ダイタンボウと言う巨人が、岩の出現に腹を立て、思いっきり蹴飛ばしたところ、岩の頭部が吹き飛び、5km先の山に、真さかさまに落下したと言う。この岩をいまでも逆岩と言う。落ちたところを岩下と言う。
下郷名物しんごろう
昔々、人々は、秋の豊作を感謝する祭日に、餅をつき神様に供えました。しかし、「しんごろう」の家は貧しくもち米がありません。そこで、うるち米やくず米を硬めに炊いて半殺し(半つき)にし、串に刺し、「十念味噌」をつけて囲炉裏で食べたところ、大変おいしく、皆に喜ばれ「しんごろう」の名がついたそうです。
檜枝岐歌舞伎
檜枝岐歌舞伎は江戸の時代より親から子、子から孫へと伝承されて連綿と続き、春と秋の祭りに奉納歌舞伎として檜枝岐の村人を楽しませてきました。現在残っている資料の中に260年前に購入された浄瑠璃本が残っていることから、260年以上の歴史を持っていると言われています。
上演される舞台は鎮守神の境内に有り、国の重要文化財に指定されております。観客席は露天で、神社への坂がそのまま自然の観覧席になっており、夕方より上演されます。
夕闇が深まる中での鑑賞は、その昔上演された雰囲気を十分に伝えてくれます。 役者の方々は全て村の住民で、自分の仕事を持っておられる中、寸暇を割いて練習されております。その演技については素人離れしたものがあると評価を戴いております。
座の名称は『千葉之家花駒座』、座長は現在8代目星正徳氏、座員は裏方さんも含め30名ほどです。 近年は現代まで引き継がれている貴重な農民芸能として脚光を集め、上演の際には多くの観衆が訪れます。
伊南川の鮎 (南郷・伊南地区)
伊南川は、鮎釣りの本場として有名です。日本一遅い解禁のため、鮎が十分に育ち全国からの太公望で賑わいます。解禁期間は7月中旬〜11月上旬 。
大内宿 半夏祭(下郷町)
本格的な夏の訪れを告げる半夏生の七月二日、下郷町 大内宿の夏はこの「半夏祭り」で始まります。高倉宮以仁王を祀る高倉神社の祭礼で、天狗などの時代衣装を身にまとった氏子らの行列がかやぶきの郷を練り歩く、古式ゆかしい時代絵巻です。
檜枝岐の舞台
檜枝岐の歌舞伎は元来鎮守神の祭礼に歌舞伎を奉納するという形で上演され、村民もこれを楽しむというものでありました。したがって建物は神社に向かって建てられ、拝殿のような形態をとっています。 
明治26年の大火で消失し、明治30年に再建されたのが現在の舞台です。全村火災という大災害に遭い、当時の貧しい暮らしの中で、村民が総力をあげて作ったと思われます。
平成16年3月に国立劇場公演を行なった際には、劇場側で檜枝岐の舞台そっくりの舞台装置を作り、そこで上演されました。そのときの舞台装置を花駒座で譲り受け、村民体育館のステージにそのまま設置されています。
南郷豊年まつり
南会津町南郷地区で開催される年に一度の一大イベント!豊作祈願もちまき、ドリームチケット抽選会、よさこい踊り、ちびっ子カラオケ大会、ライブコンサート、花火大会、豊年踊り仮装大会と一日中、内容盛りだくさんです。会場には南郷地区内の事業者による約50テントの手作り露店が並びます。来年度の南郷豊年まつりは、平成19年9月2日(日)、福島県立南会津高校グランドにおいて開催することが決定しました。南会津町南郷地区の住民が主体となって開催される『南郷豊年まつり』に是非一度足をはこんでみてください。
大内宿雪まつり(下郷町)
「大内宿雪祭り」は、毎年二月の第二土・日曜日に開催される、大内ならではの雪の祭典です。道すじには多数の雪灯ろうが作られ、夜になると雪の埋もれる、かやぶきの町並みを幻想的に照らしだします。日本一の団子さし、時代風俗仮装大会など、大内宿の歴史と伝統を存分に活かしたイベントも盛りだくさん。さらに、大きな打ち上げ花火がこの祭りをより彩ります。
山人(ヤモード)料理
檜枝岐村は2000メートル級の山々に囲まれた山間にあり、稲作には適さない土地でした。そのため村人は昔から米に頼らない、地元産品を使った料理をおいしく食べる方法を模索して来ました。それらは『そば』であり『山菜』であり『きのこ』であり『川の生き物』であり『山の生き物』でした。
そして、高価な『お米』を買うために、男達は山の中に小屋を架け、『ヘラ』や『杓子』を作り、ひまを見て猟を行ないました。こうした山で働く男達を『山人(ヤモード)』と呼び、檜枝岐の郷土料理を『山人料理』といいます。 たとえば、山人料理の中でそばを使った料理だけでも数多くの種類が有り、『やきもち』でも中に入れる具の種類によって『ぐみ餡やきもち』『クジラ餡やきもち』『芋餡やきもち』など数種類があります。
このように山人料理は一度や二度では体験しきれるものではありませんし、特別の季節に特別なときにしか食べられない物もあります。村になじみの宿を作り、何度も訪れて自然を味わいながら、酒を味わいながら、檜枝岐の郷土料理の真髄を堪能してください。
きらきら通り (南郷)
南会津町南郷地区の冬の風物詩。田島地区から国道289号線を南郷方面へ・・・。山口トンネルを抜けると数多くのイルミネーションが迎え入れてくれます。南郷総合支所前のもみの木の灯りをはじめ、『一戸一灯』を目標に思考を凝らした様々な灯りが飾られています。寒い雪の中、私たちの心を温めてくれることでしょう。
山人(ヤモード)料理 @裁ちそば
檜枝岐のそばはそば粉100%でつなぎを一切使わないため、最初に粘りを出すため熱湯を使ってこねます。こねあがると、こぶしより少し大きめに小分けし一つ一つを直径50センチ程に丸く伸ばし、何枚も重ね合わせてから、駒板などを使わず手を添えて切ります。
このように折り曲げず、布を裁つようにしてそばを切って行くことから「裁ちそば」と呼ばれています。一般的には大きく伸ばして折り曲げてから、駒板を添えて大きめの包丁を押し付けるようにして切っているが、昔から檜枝岐で栽培されていたそばは粒も小さく、粘り気が少なかったと思われ、粘り気を出すため熱湯を使い、折り曲げると折り目から切れてしまうため、折らずに重ね合わせ、駒板を使わず包丁を引いて切る裁ちそばが生まれたと思われます。檜枝岐では、各家庭で『そば打ち』をしますが、その家独自の、昔からの味を守っています。
山人(ヤモード)料理 Aはっとう
ほんのり甘く、もちもちした口触りの「はっとう」の呼び名は、「ご法度」から。昔、あまりのおいしさに村人が食べることを禁止されたことで、この呼び名がつきました
山人(ヤモード)料理 Bつめっこ・やきもち・でんがく・ばんでいもち
つめっこ
『そばすいとん』のことで、山菜やきのこ、鳥肉などを具とした味噌汁の中に、そばをちぎっていれ込んだものです。山人がちぎることをツメールということから『つめっこ』と呼ばれるようになりました。

やきもち
そば粉でつくった皮の中に、山菜、漬物、塩くじらの炒めもの、ぐみの実といった季節の具をつつみ焼きます。悪魔を打つという風習『まっこはたき』に食されます。

でんがく
そば粉、ごはん、漬物のみじん切りをこねたものに、さんしょう味噌やねぎ味噌をぬり、焼いて食べます。

ばんでいもち
米作に適さないため、米は高価で各家々では米に粟とか稗とかを混ぜて食べることが通常で、米だけのご飯は特別の時でした。山人は山で体を使うため米だけの飯を食べ、正月に山を降りる時などに、米をオクラ(長四角で底が平らな臼)でついてたのに味噌を塗って、山のお土産として里の家に持って来ました。このうるち米を餅状についたものを「ばんでい」と言い、村人にとっては最高のご馳走でした。 山人たちは山で祝いをする時もばんでいをつき、イワナを用いた「イヨッコばんでい」が最も好まれました。 ごぼうの葉やヨモギを入れた「草ばんでい」はきな粉をまぶして食べることが多いです。
山人(ヤモード)料理 Cイワナ・きのこ料理・山菜料理
イワナ
イワナは檜枝岐川の清流やその支流に生息し、昔から貴重なタンパクでした。主に塩焼きで食べられるが、フキと合わせた『フウキモミ』や『イヨッコバンデイ』などにしてもおいしく食べられる。 刺身、燻製、骨酒、生のままぶつ切りにし酢味噌とあえて食べる『ヌタ』も珍味です。 村の養魚場は、水が冷たく通常1年で成魚になるのが1年半かかり、その分おいしい岩魚が提供されています。

きのこ飯
きのこを味付けし、少しかために炊いたご飯と混ぜ合わせる。 混ぜるきのこによって『シシダケ飯』、『マイタケ飯』、『カノシタ飯』と呼ばれ、それぞれ独特の風味があり、是非味わってみたいものです。
きのこは干しておいたものや冷凍にしておいたもので、味付けのしてないものを使います。

きのこ料理
村で料理に使うきのこは『シシタケ』『マイタケ』『カノシタ(ハリタケ)』『ナメコ』『シメジ』『モタシ』『ワケイ』『ムキタケ』『アカギノコ』『キクラゲ』といったものです。 調理法は野菜などと一緒に油で炒めたものや塩漬けにしたものが多く、標高1500m以上に生育する針葉樹に生えるアカギノコは見た目も味も鶏肉に似ています。 シシタケは香りも味も楽しめるキノコでキノコご飯に最適です。 マイタケは炒めても、汁の具にも、ご飯にも、マイタケ酒にもと何の料理にも合い、秋には天然物が出ますが、地元でブナのオガを使って栽培しており、天然物に負けない味がいつでも楽しめます。

山菜料理
村で料理に使う山菜は『コゴミ』『イラ』『ウド』『カッポウ』『ワラビ』『フキ』『アケビのツル』『ユキザサ』『ミズナ』『ゼンマイ』といったものです。 「イラ」は檜枝岐の山菜の王様で、おひたし、汁の具、漬物、卵とじと何に料理してもおいしいが、特に山椒の葉と一緒に漬けた『イラ漬け』はおかずでも、酒の肴でも絶品です。『コゴミ』は雪が消えるとすぐに出て、おひたしがおいしいです。『ウド』は皮をむいて生のまま味噌をつけて食べるほか、干しておいたのを水で戻して油いためにするとおいしい。『フキ』は細かく刻んでイワナと合わせて食べる『フウキモミ』や煮物がおいしいです。『ミズナ』は汁の具や油いために、『ユキザサ』はおひたしでマヨネーズを浸けて食べるとおいしいです。 山菜は取れてすぐが一番おいしいが、漬物にしたり、天日干しにしたり、茹でて冷凍にしたりと保存がきき、1年中食べることができます。

山の幸
秋には村の山に様々な実がなります。主なものは『栃の実』『栗』『アケビ』『グミ』『山ブドウ』『クルミ』といったものです。 栃の実は灰汁抜きして『栃餅』にしたり、かゆ状のご飯と合わせた『トチッケイ』にして食べます。『グミ』は焼酎に入れてグミ酒にしたり、『やきもち』の具にしたり、『ぐみねり』にして食べます

山人(ヤモード)料理 D山椒魚(サンショウウオ)
村で獲れるのはハコネサンショウウオで、昔から漢方薬の原料として貴重な地場産品でした。サンショウウオを取る人は幾つかの沢を持っていて、1年獲った沢は2年間休ませて資源の保護を図りながら生業としてきました。このサンショウウオが珍味として、旅館や民宿の膳に供されています。
お問い合わせ先
檜枝岐村商工会
住所 〒967-0527 南会津郡檜枝岐村字下ノ原871
E-mail info@oze-hinoemata.net
TEL 0241-75-2339
下郷町商工会
住所 〒969-5311 福島県南会津郡下郷町大字豊成字下モ6356
E-mail simogosk@coral.ocn.ne.jp
TEL 0241-67-3135
南郷商工会
住所 〒967-0611 南会津町山口字堀田770−1
E-mail nan-hdk@bz01.plala.or.jp
TEL 0241-72-2041
田島商工会
住所 〒967-0004 南会津郡南会津町田島字行司12
E-mail tajimas@coral.ocn.ne.jp
TEL 0241-62-0329
伊南商工会
住所 〒967-0501 福島県南会津郡南会津町古町字西町尻1428-23
E-mail ina-syokokai@minamiaizu.org
TEL 0241-76-2214
舘岩商工会
住所 〒967-0304 福島県南会津郡南会津町松戸原156
E-mail skk@tateiwa.org
TEL 0241-78-2110